58回年会領域5インフォーマルミーティング議事録
日時:2003年3月29日 17:30〜
場所:東北大学 YF会場
1. 次期世話人(2003年11月〜2004年10月)の選出
木村昭夫先生、大淵泰司先生の紹介があり、満場一致で承認した。
2. 次期領域代表の選出
伊藤正先生の紹介があった。本来なら十分時間を取り
メーリングリスト(以下ML)を通して一般の方にもご賛同頂くところであったが、
世話人の手違いにより学会開始の二日前になりようやく流すことが出来たとの報告が
あり、改めてその場で満場一致で承認した。
3. 論文賞の推薦について。
2002年11月において推薦依頼を世話人がMLに流したが全く推薦がなかった。
このことを受けて、領域代表の藤森先生から「論文賞の推薦を公募にして学会員の
関心を高めてはどうかと潮田理事に提案したところ、論文賞に関する検討委員会を
発足させたところでこれから検討していくという返事が理事よりあった。」と報告
があった。
また、「良い論文をJPSJに投稿していないのが問題である。個々人の意識の問題。」(菅先生)
「1/3程度はJPSJに投稿すると言うような目安が必要。」(宮原先生)
「推薦が増えた場合のために委員会を作るべきでは。」(菅先生)等の意見があった。
4. シンポジウム・招待講演の公募について
世話人から提案方法について説明があった。
・シンポジウムに関して、
「かつては領域代表が案をMLに出し、内部で揉んだ。また、世話人が積極的に働き
かけよ。」(中村先生)
「かつてはどう言う出し方だったのか?中途半端なものもあったのか? きちんと
したものだけになる心配は?」(伊藤先生)
「ドラフトでも良いのでは。」(伊東先生)
「場合によっては発表者を減らす必要があり、微妙な問題が起きる。発表人数や講
演時間に気をつけて。」(中村先生)
「聴きたいテーマがある場合もある。世話人がそう言う欲求を吸い上げて努力する
必要あり。」(小川先生)などのやり取りがあった。
これらを受けて世話人の伊東先生から、かなり固まったものなら直接MLに流して頂いて
も良いし、多少不安があるなら領域代表・世話人に個人的に相談して頂いても良い、
という発言があった。また、次回の秋季大会に向けて、那須先生よりSrTiO3に関する
シンポジウム、関山先生より高エネルギー光物性理論のシンポジウムの提案があった。
また、申請書は領域代表のみならず学会事務局にも直接提案者が送付することが
確認された。
・招待講演について
個人名が特定されるため、世話人、領域代表に連絡をしてもらいたいとの発言が世話人
よりあった。
また、「最低のルールが必要ではないか。例えば論文が出ているべき。」(中村先生)
「2年前に(選考のための)ワーキンググループを作ろうと言う話があった。」(枝松先生)
「こう言うことは慎重に。領域代表が選考委員会を組織しては。」(那須先生)等の意見があ
り、領域代表・世話人で素案を作りMLに流すことになった。
なお、次回の事前締め切りは5月9日と設定された。
5. プログラム編成について。ポスターセッションに関して
目標とする「講演数の1/3程度」にまだ届いていない、「キーワード」に対してばらつきが
あるというコメントが世話人からあった。
「キーワード」自体に関して、「22. 非線形・超高速分光法」を削除し、「5. 非線形光学」
「6. 超高速現象」に統合すると言う提案が世話人よりあり承認された。
6. 各種連絡
・2004年ポーランドにてEXCON2004(伊藤先生)。
・物性グループから現菅物性委員長の後任として佐藤正俊先生(名大)が今秋より3年間の
物性委員長に選任された。物性事務局も名古屋大学でお願いする。学術会議物研連物性物理
専門委員会の委員選出がこの春に予定されている旨の報告があった(菅先生)。
・東工大でスピンクロスオーバー錯体のプレコンファレンスおよび時間分解X線回折のワークショップ
(腰原先生)。