第67回年次大会 領域5(イオン結晶・光物性)イン フォーマルミーティング資料
2012年3月25日17:15〜18:15 関西学院大学 AC会場
領
域代表 2011年10月
〜2012年 3月
五神真(東大院理)*
2012年 4月〜2013年 3月
金光義彦(京大化研)
領域副代表 2011年10月 〜2012年 3月 金光義彦(京大化研)*
2012年 4月〜2013年 3月 腰原伸也(東工大院理工)
*物理学会が「一般社団法人」に なり、その体制移行のため、現在の領域代表、領域副代表の任期だけ半年となっている。
領域運営委員 2011年 5月〜2012年3月 中嶋誠(東大物性研)、米満賢治(分子研)
2011年10月〜2012年9月 小田勝(農工大院工)、中島伸 夫(広大院理)
2012年 4月〜2013年3月 貴田徳明(東大院新領域)、飯 田琢也(阪府大ナノ科学・材料セ)
1.次期運営委員の推薦および承認
運営委員および領域代表の議論
の結果、次期世話人として以下の方々が推薦され、拍手をもって承認された。
2012年10月〜2013年09月
高橋学氏(群大工)、早瀬潤子氏(慶大理工)
2.プログラム編成
(1) 一般講演,シンポジウム,特 別講演
・ 今回は会場数に制約があり、基本的に2パ
ラレルセッション(初日の午後はポスターを含めて3セッション、最終日午前も3パラレルセッション)となった。
・ 会場の場所のために、最終日は
午後早めに終わることになった。
・ その結果、領域5主催のシンポジウムは2日目の午前と午後に分けられた
が、共催の合同シンポジウムなどとは重なりが避けられなかった。
・ シンポジウムは3件(領域5が1件、領域5、4、7、8合同1件、領域9、5合同1件)、若手奨励賞受賞記念講演3件+報告のほかに招待講演が2件(領域5、8、9合同1件、領域10、5合同1件)となった。
(2) ポスターセッション
2004年年会 ポスター講演109件/全講演申し込み数318件 (34.3%)
2004年秋季大会 ポスター講演 85件/全講演申し込み数264件 (32.2%)
2005年年会 ポスター講演 86件/全講演申し込み数264件 (32.6%)
2005年秋季大会 ポスター講演 89件/全講演申し込み数273件 (32.6%)
2006年年会 ポスター講演 80件/全講演申し込み数242件 (33.1%)
2006年秋季大会 ポスター講演 83件/全講演申し込み数244件 (34.0%)
2007年春季大会 ポスター講演 94件/全講演申し込み数255件 (36.8%)
2007年年会 ポスター講演113件/全講演申し込み数301件 (37.5%)
2008年年会 ポスター講演 81件/全講演申し込み数240件 (33.8%)
2008年秋季大会 ポスター講演 99件/全講演申し込み数247件 (40.1%)
2009年年会 ポスター講演 80件/全講演申し込み数213件 (37.6%)
2009年秋季大会 ポスター講演103件/全講演申し込み数268件 (38.4%)
2010年年会 ポスター講演102件/全講演申し込み数273件 (37.4%)
2010年秋季大会 ポスター講演 81件/全講演申し込み数258件 (31.4%)
2011年年会* ポスター講演 78件/全講演申し込み数256件 (30.5%)
2011年秋季大会 ポスター講演103件/全講演申し込み数298件 (34.5%)
2012年年会 ポスター講演 95件/全講演申し込み数241件 (39.4%)
*大会中止のため質疑応答無し
・ 件数については東日本大震災の
影響で増えた前回よりは減少となった。ポスターセッションの比率は「望ましい範囲」と言われる30-35%程度を上回った。
3.キーワード別の申し込み数の 推移(カッコ内はポスター件数、Eは英語講演)
|
09年秋 |
10年春 |
10年秋 |
11年春* |
11年秋 |
12年春 |
1. 放射光・真空紫外MCD |
5(2) |
7(2)E1 |
6(0)E1 |
5(1) |
12(4) |
14(3)E1 |
2. 光電子分光・逆光電子 |
26(7) E3 |
23(8)E1 |
29(7)E3 |
21(2)E1 |
26(6)E2 |
28(9)E2 |
3. X線発光・散乱 |
6(6) |
12(6) |
9(5) |
9(3) |
3(2) |
8(7) |
4. 励起子・ポラリトン |
22(10) |
23(13) |
23(10)E1 |
17(8) |
23(8)E1 |
24(14) |
5. 非線形光学 |
14(12) |
9(4)E1 |
13(7) |
9(3) |
14(7) |
11(4) |
6. 超高速現象 |
26(10) |
29(10)E1 |
28(12) |
28(7) |
34(10) |
25(9) |
7. 格子振動・光散乱 |
4(2) |
1(1) |
5(3) |
5(4) |
4(3) |
4(3) |
8. 緩和励起子 |
1(0) |
2(2) |
3(1) |
2(2) |
2(2) |
2(1) |
9. 局在中心 |
5(4) |
4(4) |
7(7) |
2(2) |
5(4) |
2(2) |
10. 光誘起相転移 |
41(8) |
38(12) |
38(8)E1 |
43(7) |
39(9) |
26(3) |
11. 誘電体の光制御・光学応答 |
2(0) |
6(1) |
3(2) |
7(4) |
8(3) |
7(4) |
12. 高密度励起現象 |
17(5) |
9(3) |
9(1) |
13(5)E1 |
12(4) |
8(2) |
13. 表面・薄膜 |
1(1) |
1(1) |
1(0) |
2(0) |
1(1) |
4(4) |
14. 微粒子・ナノ結晶 |
19(10) |
26(16)E1 |
21(6)E1 |
20(9) |
27(11) |
20(9) |
15. 低次元物質 |
10(7) |
9(5) |
5(2) |
7(6) |
10(6) |
4(3) |
16. 超イオン伝導体 |
20(0) |
24(0)E1 |
21(0)E2 |
26(1)E1 |
23(1) |
18(0) |
17. 超伝導体・強相関系 |
2(1) |
2(1) |
6(1) |
1(0) |
5(0) |
4(1)E1 |
18. フォトニック結晶 |
17(5) E1 |
14(3)E1 |
9(0) |
15(4) |
22(8) |
16(8) |
19. 磁性体・磁性半導体 |
4(1) |
3(0) |
3(1) |
3(1) |
4(0) |
1(1) |
20. 量子井戸・超格子 |
0 |
5(2) |
2(2) |
2(1) |
3(2) |
1(1) |
21. 新物質 |
3(2) |
1(1) |
0 |
1(1) |
1(1) |
0 |
22. 顕微・近接場分光 |
10(4) |
5(1) |
9(3) |
11(6) |
11(5) |
4(2) |
23. 新光源・新分光法 |
7(2) E1 |
7(3) |
5(1)E1 |
5(0) |
5(3) |
7(2) |
24. その他 |
0 |
1 |
3(2) |
0 |
4(2)E1 |
3(3) |
プログラム編成に関して:キーワードは、かならず書くこと、そしてできるだけ2つ書くことについて連絡を徹底する。今回も無記入が1件あった。
4.シンポジウム・招待講演・企画講演および論文賞の提案、推薦、選考
<シンポジウムに関して>
次回、2012年秋季大会(2012年9月18日(火)〜9月21日(金)横浜国立大学)
シンポジウム・招待講演・特別講演・企画講演募集要項掲載:会誌3月号
物性領域公募締め切り:4月27日(金)(予定)
領域5事前締め切り:
4月13日(金)(予定)
領域5メーリングリストion-hikariで事前に提案して、議論し、その後、講演予定者も含む計画案を領域代表に領域5事前締め切りまでに提出する。
・次回の推薦・提案
「テーブルトップの光技術/量子ビーム技術」(五神氏)
<招待講演、企画講演の領域内公募に関して>
以下の2つの方法により推薦を集めます。なお、この2つの方法による推薦は基本的に同列に扱われ、領域5選考委員会にて区別することなくまとめて審議されます。
(1) 公募型:広く一般に招待講演の推薦を募集する。
(2) 座長推薦型:前回の物理学会で領域5座長を勤めた方々から招待講演にふさわしいと思われる講演を推薦して頂く。
提案方法の詳細については、上記の領域5webを参照してください。
・シンポジウム・招待講演・企画講演の提案があれば、まだ詳しくまとまっている必要はありませんので、お知らせください。
5. 若手奨励賞受賞記念講演について
3件の若手奨励賞受賞講演を開催した。
尚、若手奨励賞の受賞者に関しては、webで公開されています。
6. キーワード変更の提案
・「プラズモニクス」、「メタマテリアル」等の金属に関わるキーワードの追加について提案があっ
た。→ 運営委員が検討し、適当なキーワードを追加することとした。
7.領域5
webページ
領域5
webページ(http://div.jps.or.jp/r5/)に、学会・領域運営委員からの案内を随時掲載しています。研究会・国際会議の案内のページもありますので、掲載希望の場合は領域運営委員(committee_r5@div.jps.or.jp)までご連絡ください。
8.メーリングリスト
ion-hikariのMLでは、登録しているアドレス以外のメール投稿ができません。異動等によりアドレスの変わった方は、登録削除を行い、改めて新アドレスを登録されることをお薦めします。
9.各種連絡(学術会議、国際会議など)
Applications),
Nara, Japan, June 3 - 7, 2012.
(チェアー: 大阪府立大学大の内藤裕義教授および京大の田部勢津久教授)
・The Fourth International
Workshop on the Dual Nature of f-electrons, Himeji, Japan, July 4-6, 2012.
(チェアー: 京都産業大の山上浩志教授および岡山大の横谷尚睦教授)
・ICESS 2012 (The
twelfth International Conference on Electron Spectroscopy and Structure), Saint-Malo,
France, September 16-21, 2012.
10. 審議事項
<他領域が主提案のシンポジウム・招待講演について>
・他領域が主提案となるシンポジウム・招待講演を、合同として支援する際の領域の意志決定は、
審査委員会で行うのが原則であるが、〆切直前に提案があるような迅速な判断を求められる場合
に対応が難しいという問題がある。
→ このような場合、領域運営委員の意見を踏まえ、領域代表の裁量で判断できることとした。
<領域10との合同セッションについて>
・近年、領域10との合同セッションへの応募件数が極めて少ないため、下記の意見を元に、合同
セッションを止める方向で、領域10に意向を伝えることとした。
a. 件数が僅かでも、プログラム編成には、同等の労力・時間がかかる。
b. 応募件数が少ないため、現状では、合同セッションでの発表を希望していない講演を、
合同セッション内に組み込んでいる。
c. 研究内容の変遷により、合同セッションの意義が薄れてきた。
<領域表示法の理事会案について>
・物性領域を、現在の数字表示から、名称表示に変更する理事会案について意見を集約した。
a. 過去には、「細分化された領域名は学問の発展を阻害する」との考えに基づき、名称表示から数
字表示にした経緯がある。数字表示にしたことに対する評価が無ければ、再度、名称表示に戻
す意義を判断しかねる。→ 評価に関わる情報を回すように伝えることとした。
b. 本件が、既に決定済みの事項であるなら、領域5の名称表示は「光物性」とすることとした。
*******シンポジウム・招待講演・企画講演に関する規程(2007年3月19日改定)*************
シンポジウム・招待講演・企画講演の公募について
I.シンポジウム提案方法:
(1)提案者は提案原案をメーリングリストion-hikariで公開し,議論を行う。ただし,この段階では講演予定者の氏名は公 開しない。
(2)提案者はIMにおいてプロジェクターなどを使って直接提案することもできる。 (この場合も(1)の方法で提案を公開する)
(3)提案者は,学会のWEB登録締め切りより前(2週間程度)に設定した領域内締め切までに[今回は10月17日],講演予定者も含む計画案を領域代表に提出する。採否は選考審査委 員会の議を経て決定するが,この際計画の変更を求めることがある。
(4)決定後,講演者を確定し,提案者が学会のweb登録[下記参照]を行う。
https://secure1.gakkai-web.net/gakkai/jps/session/index.html
(注 釈)
●ion-hikariとIMにおける提案で固有名詞を公開しないのは,選考委員会で講演者の変 更や講演数調整などを行う可能性があるからである.ただしIMの議論で必要に応じて口頭で固有名詞を出す事は妨げない。
●IMに出席できなかった人のために,(2)の場合もion-hikariでの公開を求めることにした。
II. 領 域5招待講演選考についての取り決め
以下の2つの方法により推薦を集める。なお、この2つの方法による 推薦は基本的に同列に扱われ、領域5選考審 査委員会(補足3を参 考のこと)にて区別することなくまとめて審議される。
1.公募型:広く一般に招待講演の推薦を募集する。
2.座長推薦型:前回の物理学会にて領域5座長を勤めた方々から招 待講演にふさわしいと思われる講演を推薦して頂く。もし担当セッションにふさわしいと思われる講演がない場合は推薦の必要はない。
3.上記2つの方法に共通する事項:
(1) 提出する書 は必ずしも物理学会に最終的に提出すべき様式に則る必要はなく、そ れに準ずるもの(補足1を参考のこと)で構わない。
(2) 推薦された講演が必ず しも最終的な領域5推薦とはならない可能性があるので、推薦者は被推薦者(講演予定者)にあらかじめ了解を取る必要はない。
(3) 締め切りを従来の領域 内締め切り(学会締め切りの2週間前)よりも数日早めに設定する。
(4) 集まった推薦は領域5 選考審査委員会(以下選考審査委員会)にて優先順位を付けられる。学会プログラム委員会での採択 可能な件数を考慮して3〜4件程度を最終的に推薦する。
(5) 選考審査委員会後、推薦者は被推薦者の了解を得た上で正式な提案書を準備し 学会に提出する。
補1: 被推薦者の了解をあら かじめ取らない場合、被推薦者の都合により推薦が辞退される場合があり得る。そのような場合は順位の繰り上げを持って対処する。
補2: 「正式な提案書に準ず るもの」について。特に様式は定めないが、
1.講演者氏名および所属、 2.仮の講演題目、3.講演要旨 (案)および推薦理由、4.可能であれば関係する出版リストについて記すことにする。
補3: 領域5選考審査委員会 は、領域代表と領域副代表に加えて、過去の領域代表、ジャーナル編集委員、学会誌編集委員、世話人経験者他から、領域代表が領域副代表と協議し、分野、地 域等のバランスを考慮して依頼した5名程度を加え、7名程度で構成する。
III.企画講演提案法
招待講演に準ずる。