第70回年次大会 領域5インフォーマルミーティング資料
2015年3月22日12:45〜13:30 早稲田大学 AA会場
領域代表 2014年 4月〜2015年3月 小川哲生(阪大院理)
2015年
4月〜2016年3月 江馬一弘(上智大理工)
領域副代表 2014年 4月〜2015年3月 江馬一弘(上智大理工)
2015年 4月〜2016年3月 田中耕一郎(京大院理)
領域運営委員
2014年4月〜2015年3月 伊藤弘毅(東北大理)、池沢道男(筑波大数物)
2014年10月〜2015年9月 片山郁文(横浜国大工)、高橋和敏(佐賀大)
2015年4月〜2016年3月 太野垣健(産総研)、佐藤琢哉(九大理)、大畠悟郎(大阪府大)
1.次々期運営委員の推薦および承認
2015年10月〜2016年9月 横谷尚睦(岡山大)、長谷宗明(筑波大)
#次々期運営委員として、横谷尚睦
氏、長谷宗明 氏が推薦され、承認された。
2.プログラム編成
(1) 一般講演,シンポジウム,招待講演、若手奨励賞講演
・ プログラム編成時に、基本的には2パラレルセッションを心がけ、3日目にポスターセッションとした。
・ 領域5主催のシンポジウム、若手記念講演、チュートリアル講演、ポスターの重なりを避ける事はできたが、他領域主催の3つのシンポジウムは2日目午後に集中してしまった。
・ シンポジウムは4件(領域5,9合同、領域9,5合同、領域3,7,5合同、領域4,1,5合同が各1件ずつ)。招待講演は0件、チュートリアル講演が1件(秋山英文(東大物性研))となった。
・ 若手奨励賞は、3件(小西邦昭(東大院理)、辻直人(東大院理)、松永隆佑(東大院理))。
(2) ポスターセッション
2008年年会 ポスター講演81件/全講演申し込み数240件 (33.8%)
2008年秋季大会 ポスター講演99件/全講演申し込み数247件 (40.1%)
2009年年会 ポスター講演80件/全講演申し込み数213件 (37.6%)
2009年秋季大会 ポスター講演103件/全講演申し込み数268件 (38.4%)
2010年年会 ポスター講演102件/全講演申し込み数273件 (37.4%)
2010年秋季大会 ポスター講演 81件/全講演申し込み数258件 (31.4%)
2011年年会*(震災) ポスター講演78件/全講演申し込み数256件 (30.5%)
2011年秋季大会 ポスター講演103件/全講演申し込み数298件 (34.5%)
2012年年会 ポスター講演95件/全講演申し込み数241件 (39.4%)
2012年秋季大会 ポスター講演82件/全講演申し込み数226件 (36.3%)
2013年年大会 ポスター講演97件/全講演申し込み数254件 (38.2%)
2013年秋季大会 ポスター講演89件/全講演申し込み数229件 (38.9%)
2014年年会 ポスター講演72件/全講演申し込み数214件 (33.6%)
2014年秋季大会 ポスター講演77件/全講演申し込み数204件 (37.7%)
2015年年会 ポスター講演69件/全講演申し込み数213件 (32.4%)
・ 件数は、前回より増加した。ポスターセッションの比率は「望ましい範囲」と言われる30-35%に収まった。
3.キーワード別の申し込み数の推移(カッコ内はポスター件数、Eは英語講演)
12年秋 |
13年春 |
13年秋 |
14年春 |
14年秋 |
15年春 |
|
1. 放射光・真空紫外MCD |
9(3) |
15(5) |
16(13) |
6(3) |
13(5)E2 |
8(4)E1 |
2. 光電子分光・逆光電子 |
16(2)E2 |
15(5)E1 |
11(3) |
16(3)E1 |
20(11)E1 |
18(8) |
3. X線発光・散乱 |
7(3) |
9(7) |
7(4) |
3(3) |
7(5) |
6(4) |
4. 励起子・ポラリトン |
30(15)E1 |
31(12) |
21(9) |
25(11)E1 |
22(12) |
19(8) |
5. 非線形光学 |
10(7) |
14(3)E1 |
11(7) |
16(10)E1 |
7(2)E1 |
17(5) |
6. 超高速現象 |
32(8)E1 |
31(7) |
26(3) |
39(7)E1 |
26(4) |
30(7) |
7. 格子振動・光散乱 |
1(0) |
6(6) |
2(2) |
3(2) |
0 |
6(3) |
8. 緩和励起子 |
2(2) |
1(1) |
0 |
2(2) |
1(1) |
1(0) |
9. 局在中心 |
3(3) |
1(1) |
1(1) |
1(1) |
5(5) |
1(1) |
10. 光誘起相転移 |
32(6)E2 |
28(9)E1 |
35(6) |
26(3) |
28(7) |
29(6) |
11.誘電体の光制御・光学応答 |
1(1) |
6(3)E1 |
3(1)E1 |
0 |
2(0) |
2(1) |
12. 高密度励起現象 |
8(1) |
5(2) |
3(3) |
8(1) |
2(1) |
5(1) |
13. 表面・薄膜 |
2(1) |
3(2) |
0 |
0 |
2(2) |
0 |
14. 微粒子・ナノ結晶 |
22(11) |
14(4)E1 |
24(11) |
12(7)E1 |
17(11) |
15(10) |
15. 低次元物質 |
6(4) |
3(3) |
2(2) |
2(2) |
4(3) |
5(4) |
16. 超イオン伝導体 |
19(0) |
16(1)E2 |
29(0)E1 |
11(0) |
21(0) |
17(0) |
17. 超伝導体・強相関系 |
1(0) |
2(1) |
4(0) |
6(1)E1 |
3(0) |
1(0) |
18. フォトニック結晶
(13年春より、フォトニック結晶・メタマテリアル・プラズモニクス) |
8(4) |
30(10) |
30(14) |
20(6)E2 |
21(7)E1 |
16(2)E1 |
19. 磁性体・磁性半導体 |
3(0) |
3(2) |
1(0) |
3(2) |
0 |
5(0) |
20. 量子井戸・超格子
|
1(1) |
2(2) |
1(1) |
1(1) |
2(0) |
0 |
21. 新物質 |
1(1) |
1(1) |
1(1) |
1(0) |
0 |
0 |
22. 顕微・近接場分光 |
6(4) |
6(3) |
2(1) |
2(2) |
0 |
0 |
23. 新光源・新分光法 |
3(2) |
8(4) |
2(1) |
7(3) |
1(1) |
5(1) |
24. その他 |
3(3) |
4(2) キーワード無(1) |
6(6) キーワード無(1) |
4(4) キーワード無(2) |
0 キーワード無(0) |
3(2) |
・プログラム編成に関して:キーワードは、かならず書くこと、そしてできるだけ2つ書くことについて連絡を徹底する。今回の無記入は3件(前回は0件)。
#キーワードなしが今回3件であったことについて報告があり、キーワード記入の徹底に関して領域運営委員より依頼があった。
#登壇日時の希望については原則として受け付けない旨、領域運営委員より周知の依頼があった。
#今回の領域5の講演概要提出率が96.4%で、全領域で最も高かったことについて報告があった。
4. 審議事項
若手発表賞について(継続審議)
「領域5国際光年記念ポスター賞」 案
・ 実施は2015年秋季大会
・ 対象は学生のみ(学部,修士,博士いずれでも良い)
・ 講演申込時に,ポスター賞にエントリーする(要旨にその旨記載).推薦書等は必要としない.(同一研究室からのエントリー数などに制限をつけない)
・ 受賞件数は3〜5件程度とする.(全ポスターの5% 程度)
・ 領域運営委員が10名程度の審査員(若手研究員も含む)を選び,審査員はポスター時間内に点数をつける.領域代表・領域副代表・領域運営委員は集計した審査結果をもとに審議して、受賞者を決定する.
・ 受賞者の発表は学会後にWebおよびMLで行う.授賞式や記念講演は行わない.賞状は用意する(予定).
・ 実施してみて,問題なく継続可能のようならば,翌年以降に「領域5ポスター賞」として継続する.
・ ポスター賞がスムーズに継続されて,審査方法に慣れてきたら,口頭発表への発展も検討
#これまでの議論を踏まえて、江馬領域副代表から上記案が示され(既にMLで回覧済)、前回のIMで承認された通り、今回のIMで出席者の2/3以上の賛成が得られれば実施することにしたい旨、説明があった。
#採決前に、意見表明および質問のための時間が設けられ、限られた時間内での公平な審査が難しいという観点からの反対意見や、問題は多少あるかもしれないが学生を何らかの形で応援したいという賛成意見などが出された。
#採決の結果、26名の出席者中24名が賛成したため、上記案の通り、ポスター賞を実施することが議決された。
5.シンポジウム・招待講演・企画講演および論文賞の提案、推薦、選考
<シンポジウムに関して>
次回、2015年秋季大会(2015年9月16日(水)〜9月19日(土)関西大学)
物性領域公募締め切り:4月24日(金)
領域5事前締め切り:
4月3日(金)
領域5メーリングリストion-hikariで事前に提案して、議論し、その後、講演予定者も含む計画案を領域代表に領域5事前締め切りまでに提出する。
6.領域5
webページ、メーリングリスト
領域5
webページ(http://www.r5.div.jps.or.jp/index.html)に、学会・領域運営委員からの案内を随時掲載しています。研究会・国際会議の案内のページもありますので、掲載希望の場合は領域運営委員(committee_r5@div.jps.or.jp)までご連絡ください。
メーリングリスト
ion-hikariのMLでは、登録しているアドレス以外のメール投稿ができません。異動等によりアドレスの変わった方は、登録削除を行い、改めて新アドレスを登録されることをお薦めします。
7.各種連絡(学術会議、国際会議など)
6th
International Conference on hard X-ray photoelectron spectroscopy (HAXPES 2015)
開催日:2015年3月30日(月)〜4月3日(金)
開催地:台湾
http://www.nsrrc.org.tw/haxpes-2015/
the 11th International Conference on Excitonic Processes in Condensed Matter,
Nanostructured and Molecular Materials (EXCON2015)
開催日:2015年5月18日(月)〜5月22日(金)
開催地:Polytechnique
Montreal, Montreal, Canada
http://excon2015.grames.polymtl.ca
9th International Symposium on Ultrafast Surface Dynamics (USD9)
開催日:2015年5月25日(月)〜5月29日(金)
開催地:ラフォーレ琵琶湖ホテル
http://www.ch.wani.osaka-u.ac.jp/lab/munakata/usd9/index.html
Joint
International Conferences of The 21st International Conference on Electronic
Properties of two-dimensional Systems (EP2DS-21) and The 17th International
Conference on Modulated Semiconductor Structures (MSS-17)
開催日:2015年7月26日(日)〜7月31日(金)
開催地:仙台国際センター
http://ep2dsmss.sakura.ne.jp/
2015 International Conference on Solid State Devices and Materials (SSDM
2015)
開催日:2015年9月27日(日)〜9月30日(水)
開催地:札幌コンベンションセンター
アブストラクト締め切り:5月15日(金)
http://www.ssdm.jp/index.html
12th
International Conference on Synchrotron Radiation Instrumentation (SRI 2015)
開催日:2015年7月6日(月)〜7月10日(金)
開催地:New
York
アブストラクト締め切り:3/23(Extended)
http://www.bnl.gov/sri2015/
The
13th International Conference on Electron Spectroscopy and Structure
(ICESS2015)
開催日:2015年9月28日(月)〜10月2日(金)
開催地:Stony
Brook, New York
http://www.stonybrook.edu/commcms/icess/index.html
J.
Lumin.誌; 国際光年IYL2015特集号
〆切:5月1日(金)
http://www.journals.elsevier.com/journal-of-luminescence/call-for-papers/special-issue-on-light-energy-and-life/
8. その他
・2015年秋季大会のご案内、および、「国際光年を記念するシンポジウム(仮題)」の提案について
・合同セッションに関する記述について
#小川領域代表より、次回の学会(2015年秋季大会)でユネスコ国際光年を記念するシンポジウムを本領域主催で行うことを検討していることについて説明があり、他の企画との差別化や領域5で主催する意味などについて広く意見を求めたいとの要請があった。
#運営委員より、募集要項における合同セッションの記法について、キーワードを主として、主提案領域の区別なく領域名を並列する形式に改められたことが報告された。