第72回(2017年)年次大会 領域5インフォーマルミーティング議事録
2017年3月18日12:45〜13:30 大阪大学 L41会場
領域代表 2016年 4月〜2017年3月 田中耕一郎(京大院理)
2017年 4月〜2018年3月 辛埴(東大物性研)
領域副代表 2016年
4月〜2017年3月 辛埴(東大物性研)
2017年 4月〜2018年3月 石原一(阪府大院工)
領域運営委員
2016年4月〜2017年3月 一宮正義(滋賀県大工)、松原正和(東北大院理)
山田泰裕(千葉大院理)
2016年10月〜2017年9月 上岡隼人(日大文理)、堀場弘司(高エネ機構)
2017年4月〜2018年3月 高橋陽太郎(東大院工)、廣理英基(京大iCeMS)
馬場基彰(阪大院基礎工)
1. 次々期領域運営委員の推薦および承認
2017年10月〜2018年9月 小山剛史(名大院工)、山崎篤志(甲南大理工)
#次々期運営委員として、小山剛史氏、山崎篤志氏が推薦され、承認された。
2. プログラム編成
・
プログラム編成に関して:キーワードは必ず2つ書くことについて連絡の徹底をお願いします。今回の無記入は2件でした(前回も2件)。
・ 講演題目に「」、“”等は不要です。
・ 入力後に必ず確認をお願いします。(題目記入欄に概要を記載した例がありました。)
・ 登壇日時の希望は原則受け付けておりません。
3.
申込み件数の推移
2009年年次大会 ポスター講演80件 /全講演申し込み数213件 (37.6%)
2009年秋季大会 ポスター講演103件/全講演申し込み数268件 (38.4%)
2010年年次大会 ポスター講演102件/全講演申し込み数273件 (37.4%)
2010年秋季大会 ポスター講演 81件 /全講演申し込み数258件 (31.4%)
2011年年次大会*(震災) ポスター講演78件 /全講演申し込み数256件 (30.5%)
2011年秋季大会 ポスター講演103件/全講演申し込み数298件 (34.5%)
2012年年次大会 ポスター講演95件 /全講演申し込み数241件 (39.4%)
2012年秋季大会 ポスター講演82件 /全講演申し込み数226件 (36.3%)
2013年年次大会 ポスター講演97件 /全講演申し込み数254件 (38.2%)
2013年秋季大会 ポスター講演89件 /全講演申し込み数229件 (38.9%)
2014年年次大会 ポスター講演72件 /全講演申し込み数214件 (33.6%)
2014年秋季大会 ポスター講演77件 /全講演申し込み数204件 (37.7%)
2015年年次大会 ポスター講演69件 /全講演申し込み数213件 (32.4%)
2015年秋季大会 ポスター講演85件 /全講演申し込み数208件 (40.9%)
2016年年次大会 ポスター講演64件 /全講演申し込み数204件 (31.4%)
2016年秋季大会 ポスター講演67件 /全講演申し込み数187件 (35.8%)
2017年年次大会 ポスター講演64件 /全講演申し込み数202件 (31.7%)
全講演数は前回より増加した。一方でポスター講演数は減少したが、セッションの比率は
「望ましい範囲」とされる30〜35%に収まった。
4. シンポジウム・招待講演・企画講演および論文賞の提案、推薦、選考
シンポジウム2件(領域5主催、領域10,11,7,5合同が各1件)、
招待講演1件(金光義彦(京大化研))、若手奨励賞受賞記念講演3件、
企画講演2件(いずれも領域6,8,4,5,1合同)、チュートリアル講演0件となった。
<シンポジウムに関して>
次回、2017年秋季大会(2017年9月21日(木)〜9月24日(日)岩手大学)
領域5事前締切: 4月11日(火)
(物性領域公募締切:4月21日(金))
領域5メーリングリストで事前に提案して議論し、領域5事前締切までに講演予定者も含む計画案を領域代表へ提出する。
5. 領域5
webページ、メーリングリスト
領域5
webページ(http://www.r5.div.jps.or.jp/index.html)に、学会・領域運営委員からの案内を随時掲載しています。研究会・国際会議の案内のページもありますので、掲載希望の場合は領域運営委員(committee_r5@jps.or.jp)までご連絡ください。
メーリングリスト
ion-hikariのMLでは、登録しているアドレス以外のメール投稿ができません。異動等によりアドレスの変わった方は、登録削除を行い、改めて新アドレスで登録されることをお薦めします。
6. 審議事項
6−1 領域メーリングリスト(ML)について
2015年2月の理事会で検討の結果、希望する領域には領域MLを事務局で提供する事とした。
(MLの設定、addressの登録については、各領域サーバ管理画面で対応)
領域5では、会員マイページにおいてML登録が連動しているようであれば、適宜学会事務局提供のMLに移行していくこととしていた。
現在も会員マイページからのML登録の連動はなされていないが、領域5以外は既に移行済みであることと管理等の問題を考えると移行した方が良いと運営委員から提案がなされ、領域5も事務局提供のメーリングリストへ移行することが決定した。また、事務局提供のメーリングリストでは配信されたメールに返信を行うと全員に配信される問題があったが、これの解消がなされたかを運営委員から学会事務局へ問い合わせることになった。
<事務局提供メーリングリストについて>
・ 費用(月額200円(税抜)):事務局による支払い(領域負担はなし)
・ 1MLあたりの登録可能件数:1000件
(ion-hikariの登録件数:400〜500件程度を推移)
・ 登録方法:運営委員がアクセスできる管理者画面からcsvファイルをアップロード
<メーリングリスト移行案>
・ ion-hikari登録者のcsvファイルを現運営委員で作成
・ 新MLの設定・テストが完了し次第、ion-hikari・領域Webで移行を告知
・ 管理・登録作業等は領域運営委員が担当
・ 新規登録・削除依頼は
committee_r5@jps.or.jp へ
・ ion-hikariも当面は使用可能に(新規登録は停止)
・ 移行後にion-hikariへ投稿がなされた場合、運営委員が新MLへ転送
(差し支えがないタイミングでML移行の再告知)
・ 1年後を目処にion-hikariへの投稿がなくなったと判断できたらion-hikariを廃止
6−2 日本物理学会学生優秀発表賞について
領域ごとに行ってきた学生の発表賞を学会全体で設定・管理することに対し、実施要綱案及び領域5としては参加を検討する方針に関して意見を伺った。ミーティング時は
・ 表彰式は行うのか。
・ 春季で行う場合、3月中に受賞者の決定・賞状の送付が可能なのか。4月以降になる場合の送付費用等は 学会側でフォローできるのか。
・ やはり受賞者と領域代表の記念写真撮影はあった方が良いので、理事会の承認を経ずポスターセッションの直後に受賞者を決定できないか。
などの質問・意見が出たが、メールによる意見募集を継続することとなった(3/26まで)。
<実施要項案概略>
・ 英語名:Excellent
Student Presentation Award of the Physical Society of Japan
・ 受賞の対象・人数:各領域で決定(正会員の大学院生または学生会員の登壇者に限る。)
・ 賞状:会長名で授与
・ 規定:各領域は規定及び内規や細則を設け、それに則り審査等を行う。
・ プロセス:審査要項(含受賞者数の上限、算出根拠)、審査員名簿、(別添資料)を学会に提出し、理事会での了承を受ける。
・ 受賞候補者決定後速やかに審査の経緯と結論を学会へ報告
・ 理事会で審議し、受賞者を確定
・ 開始時期:2018年春の年次大会より
・ 受賞回数:複数受賞は妨げない。(同一・類似のテーマではないと判断される場合には、複数回も可能など制限が必要)
7. 報告事項
7−1 学生ポスター優秀賞について
2017年秋季大会においても「日本物理学会領域5学生ポスター優秀賞」を継続
・ 対象:学生のみ
・ エントリー方法:講演申込時に要旨にその旨を記載(推薦書等は不要)
・ 同一研究室からのエントリー数に制限はないが、なるべく2〜3名以内に留めてもらう。
・ 受賞件数:3〜5件程度(全ポスターの5 %程度)
・ (審査員が確保しやすい)ポスターセッションのみの枠を設定可能な秋季大会で実施
・ エントリー方法は春のIM及び領域Web・MLで案内
・ 学会誌4月号会告(「秋季大会講演募集要項」の「M. 各領域からのお知らせ」、「領域とキーワード一覧」)においても告知し、詳細は領域Webを参照するように案内する。
・ プログラム編成会議(6月上旬)前後に応募者と同数の審査員を選出
・ 各審査員について:(1) 共著の発表を確認して審査対象から除外、(2) 専門分野から1件、その他から4件の審査対象を割り当て、(3) 担当の運営委員が審査票を作成
・ 各応募者に対して、審査員5名、その内専門分野の審査員を1人以上に
・ 審査員1名につき5件のポスターを審査、審査員は、「内容・プレゼン・質疑応答を同程度の重みで考慮して総合的に判断」し、1〜3位を選出
・ 審査員には審査対象を事前に案内し、審査票はポスター会場で配布・回収
・ 受賞者発表は学会後に領域WebおよびMLで行う。賞状は後日に送付する。
7−2 会員マイページ
について
・ 今回(第72 回年次大会)から一般講演申込は会員各人の「マイページ」からのみ受付
・ 従来可能だった「入会申し込み中」状態での講演申込はできなくなり、紹介者2名の了承手続及び入会申込金の決済完了後にのみ申込可能
・ 紹介者2名の了承手続も紹介者の「マイページ」から
#放射光・真空紫外分光インフォーマルミーティングにおいて、次回(2017年秋季大会)でも申込締切前に周知してほしいという意見が出たとの報告があり、領域5としても事務局へ事前周知を要望することになった。
7−3 概要集の提出率について
領域5の提出率:2位(前回は1位)
第72回年次大会(2017年)領域別概要集提出率
領域 |
申込者数 |
論文提出数 |
提出率 |
素粒子論領域 |
191 |
49 |
25.6% |
素粒子実験領域 |
267 |
64 |
23.9% |
理論核物理領域 |
154 |
106 |
68.8% |
実験核物理領域 |
254 |
176 |
69.2% |
宇宙線・宇宙物理領域 |
254 |
102 |
40.1% |
ビーム物理領域 |
62 |
53 |
85.4% |
領域1 |
228 |
220 |
96.4% |
領域2 |
187 |
176 |
94.1% |
領域3 |
302 |
285 |
94.3% |
領域4 |
140 |
134 |
95.7% |
領域5 |
202 |
195 |
96.5% |
領域6 |
125 |
114 |
92.6% |
領域7 |
163 |
155 |
95.0% |
領域8 |
542 |
516 |
95.2% |
領域9 |
196 |
191 |
97.4% |
領域10 |
116 |
105 |
90.5% |
領域11 |
418 |
360 |
86.1% |
領域12 |
222 |
202 |
90.9% |
領域13 |
86 |
81 |
94.1% |
物理と社会 |
12 |
9 |
75.0% |
合計 |
4121 |
3293 |
79.9% |
8. 各種連絡(学術会議、国際会議など)
6th International Conferences on Photoinduced Phase
Transitions (PIPT6)
開催日:2017年6月4日(日)〜 9日(金)
開催地:仙台国際センター(仙台市)
参加登録締切:5月19日(金)(アブストラクト受付終了)
http://pipt6.com/
42 International Conference on Infrared,
Millimeter and Terahertz Waves (IRMMW-THz 2017)
開催日:2017年8月27日(日)〜 9月1日(金)
開催地:Cancún, Mexico
アブストラクト締切:3月22日(水)
http://www.irmmw-thz2017.org/
18th International
Conference on Luminescence (ICL 2017)
開催日:2017年8月27日(日)〜 9月1日(金)
開催地:João Pessoa, Brazil
アブストラクト締切:4月5日(水)
https://icl2017br.com/
International
workshop on strong correlations and angle-resolved photoemission spectroscopy
(CORPES17)
開催日:2017年7月2日(日)〜 7月7日(金)
開催地:JMSアステールプラザ(広島市)
アブストラクト締切:3月26日(日)
http://www.hsrc.hiroshima-u.ac.jp/CORPES17/
9. その他
大阪府立大学の飯田琢也氏より、2017年秋季大会のシンポジウム候補として「光物性のアウタープロダクトによる新分野創成(仮題)」の提案がなされた。